手数料は550〜650円。
病院で即日もらえる市と、自分で出す市があります
「注射は受けたのに、済票をもらっていない」。これがいちばん多い状態です。原因は、注射を受けた病院が、済票を出せる病院だったかどうかです。
京都市は「公益社団法人京都市獣医師会会員病院」なら動物病院で即時交付。それ以外の動物病院で受けた場合は、オンラインか医療衛生センターの窓口です。仙台市は指定病院でも「病院によって異なる」と書いています。つまり「動物病院で全部終わる」と思って帰ると、終わっていないことがあります。
手数料は目黒区550円・仙台市560円・京都市650円。予約の電話で「注射済票はその場でもらえますか」と一言聞けば、窓口に行く1回が消えます。
毎年1回
目黒区は「生後91日以上の犬は毎年1回、狂犬病予防注射を受けなければなりません。」としています。世田谷区は注射済票の交付について「毎年4月〜6月に1回」としています。
登録が一生に1度なのに対して、こちらは毎年です。→ 登録と鑑札
どこで受け取るか
4自治体の公表内容(手数料と、病院で終わるかどうか)
| 自治体 | 交付手数料 | 病院で即日もらえるか | 病院で無理なとき |
|---|---|---|---|
| 京都市 | 650円 | 公益社団法人京都市獣医師会会員病院なら即時交付 | 本市オンラインシステム、または医療衛生センター・医療衛生コーナーの窓口 |
| 仙台市 | 560円 | 犬の狂犬病予防接種事業指定病院。ただし「病院によって異なる」 | 動物管理センター |
| 目黒区 | 550円 | 協力動物病院なら「その場で注射済票を受け取ることが可能です」 | 区の窓口(注射済証明書を提示) |
| 世田谷区 | 550円(窓口)/660円(電子申請・郵送料含む) | 公表ページに記載なし | 電子申請または窓口 |
出典:京都市「2 狂犬病予防注射及び狂犬病予防注射済票交付手続き」、仙台市「犬の登録と狂犬病予防注射」(2026年9月24日確認)、目黒区・世田谷区(2026年9月10日確認)。同じ注射済票でも、550円から650円まで100円の幅があります。
①注射を受けた病院に電話して「注射済証は出ていますか」と聞く。済票ではなく、獣医師が出す注射済証です。これが無いと市では交付できません。
②注射済証を持って、市のオンライン申請か窓口へ。京都市はオンライン申請に、「手続きをする犬の登録年度・鑑札番号または環境省指定登録機関に登録しているマイクロチップ番号」「獣医師が発行した狂犬病予防注射済証」と手数料・郵送料が要るとしています。
鑑札番号が分からないなら、市の窓口で名前と住所から引いてもらえます。先に電話で聞いてください。
協力動物病院ならその場で
目黒区は協力動物病院について「その場で注射済票を受け取ることが可能です。」としています。
つまり、どこの動物病院で注射を受けるかで、その後の手間が変わります。予約のときに「注射済票はその場でもらえますか」と聞いておくと、窓口に行く1回分が減ります。
市区町村をまたぐと、協力の対象外になることがあります。隣の市の動物病院に通っている場合は、確認してください。
受けられないときは延期届
事情があって注射を受けられないときは、届け出る仕組みがあります。世田谷区は狂犬病予防注射延期届について「6月30日までに延期(猶予)届の提出」が必要とし、必要なものを「獣医師発行の診断書等」としています。手数料はかかりません。
黙って受けないのではなく、届け出る。診断書は獣医師が書くので、受診の予定を6月30日から逆算してください。
本サイトでは、注射を受けられるかどうかの判断については扱いません。動物病院にご相談ください。
手数料
世田谷区は窓口550円、電子申請660円(郵送料含む)としています。目黒区も交付手数料を550円としています。再交付は340円です(世田谷区)。→ なくしたとき
流れ
目黒区・世田谷区の記載から整理した流れ
- 動物病院を予約する協力動物病院かどうかを確認しておくと手間が減ります。
- 注射を受ける獣医師が狂犬病予防注射済証を発行します。
- 協力動物病院なら、その場で注射済票を受け取る窓口に行く必要がありません。
- そうでなければ、注射済証を持って市区町村の窓口へ手数料550円(世田谷区・窓口)。
- 注射済票を首輪につける鑑札と一緒に。
自分の場合はどうなるか
注射は受けたが窓口に行っていない
かかりつけが隣の市にある
4月〜6月を過ぎた
注射を受けられない事情がある
注射済証をなくした
引っ越した
よくある取りこぼし
注射だけ受けて終わりにした
注射済票は市区町村が交付します(目黒区)。
協力動物病院かを確認しなかった
その場で受け取れれば窓口に行く必要がありません。
延期届の期限を過ぎた
世田谷区は6月30日までとしています。
注射済証を捨てた
窓口で提示するものです。
注射済票を首輪につけていない
鑑札と同じく着けておくものです。
→ 手数料と期限(世田谷区の例)/登録と鑑札/注射済票/引っ越し・飼い主の変更/死亡届と返納/なくしたとき/マイクロチップ/飼い猫の補助/飼い主のいない猫の助成
確認に使った一次情報
- 目黒区「犬の登録と狂犬病予防注射」目黒区 犬の登録と狂犬病予防注射
- 世田谷区「飼い犬の届出について」世田谷区 飼い犬の届出について
よくある疑問
注射を受ければ手続きは終わりですか。
いつ受けますか。
いくらかかりますか。
動物病院でもらえますか。
注射を受けられない場合は。
飼い犬・飼い猫の届出ガイドの記事一覧
本ページは飼い犬にかかわる市区町村への届出の一般的な整理です。手数料・受付方法・様式は市区町村ごとに異なります。また動物の病気や治療については扱いません。注射や健康のことは動物病院に、手続きはお住まいの市区町村の担当課にご確認ください。
一次情報の確認先
このページに書いたことは、以下の公的機関の公表情報で確かめています。制度は変わることがあるので、確かめた日を各所に書き、確認先も置いています。