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工事不要には、2種類あります

「工事不要=ホームルーター」だと思って探している人が多いのですが、違います。部屋に光コンセントがあるなら、光回線のまま、工事なしで引けます(無派遣工事)。速度も光回線のままです。ホームルーターを選ぶのは、光コンセントが無い・工事ができない・待てないときだけです。先に、自分がどちらに当たるかを確かめてください。

このページの内容
  1. 工事不要には2種類ある
  2. 自分はどちらに当たるか
  3. 工事不要が必要になる場面
  4. 仕組み
  5. 選ぶときの4項目
  6. 納得して選ぶための注意点
  7. 光回線との併用・切り替え

工事不要には2種類ある

検索して出てくるページの多くは、事業者が自社のサービスを説明しています。だから「うちは工事不要です」としか書いてありません。2つを並べて比べているところが、ほとんどありません。並べます。

「工事不要」の2種類

①無派遣工事(光回線のまま)②ホームルーター・WiMAX
何が起きるか工事の人は来ない。機器が送られてきて、自分で挿す機器が送られてきて、コンセントに挿す
回線光回線そのもの携帯電話と同じ電波
条件部屋に光コンセントがある/フレッツ光からの転用/光コラボ間の事業者変更提供エリア内であること
速度の性質光回線と同じ電波・置き場所・時間帯で変わる
向いている人光コンセントがある部屋に住んでいる人光コンセントが無い・工事の許可が下りない・待てない人

①の条件は NTT東日本の公表内容によります。「光コンセントが既にあるなら、開通工事は不要なケースが多い」とされています。

NTT東日本は、工事が不要になるケースとして次の3つを挙げています。

1. 部屋に光コンセントが設置済みの場合。「光回線が設置されていることを意味します。その場合、開通工事は不要なケースが多い」
2. フレッツ光から光コラボへの転用。「同じ回線や設備を利用しているため、乗り換えをしても開通工事は不要なケースが多い」
3. 光コラボ間の事業者変更。「回線や設備は同じなので、基本的にはそのまま利用できます」

逆に、工事不要にならないのは、初めて光回線を開通させる場合と、NTT以外の独自回線(NURO光・auひかりなど)を使う場合です。

光コンセントがあっても、そのまま使えないことがあります。NTT東日本は「光コンセントが劣化していたり、光ファイバーだけ撤去されている例もある」と書いています。申し込みの前に、事業者に「無派遣工事になるか」を確認してください。電話1本で分かります。

自分はどちらに当たるか

先にこの3つを見る

1つ目に印がついた人。①の可能性が高いです。ホームルーターを選ぶ前に、光回線の無派遣工事を確認してください。速度を落とさずに済みます。見分け方は光コンセントがあるのに工事が必要なのはなぜかにまとめました。

2つ目に印がついた人。転用または事業者変更に当たります。工事なしで契約先だけを変えられます。手数料と解除料の出し方は転用・事業者変更にかかる費用の内訳にあります。

光コンセントがあるなら、工事なしで料金だけ下げられる

転用・事業者変更なら工事の立ち会いは要りません。いまの契約と比べて総額がどう変わるかだけ、先に見てください。

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どれにも印がつかなかった人、または工事の許可が下りない・待てない人だけが、②のホームルーターです。ここから先を読んでください。

工事不要が必要になる場面

・賃貸で工事の許可が下りない(壁に穴を開けられない、大家の承諾が取れない)
・建物に光回線の設備がない
・今週から在宅勤務が始まるなど、開通を待てない
・単身赴任・仮住まいなど使う期間が決まっている
・引っ越しが多く、そのたびに工事と解約をしたくない
・実家に一時的に置きたい

特に2〜4月は工事が立て込み、申し込みから開通までが延びます。この時期に転居する人ほど、工事不要の選択肢を先に検討する価値があります。

仕組み

ホームルーターは、携帯電話と同じ電波を受けてWi-Fiに変換する機械です。だから工事が要りません。

ここから導かれる性質が3つあります。

①電波が届かないと使えない。住所単位でエリアを確認する必要があります。
②置き場所で変わる。窓際・高い場所のほうが安定しやすい傾向があります。
③混雑の影響を受ける。同じエリアで多くの人が使う時間帯は遅くなることがあります。

逆に言えば、電波さえ届けば、届いた日から使えます。

住所の提供エリアと料金を確認する

エリア判定と端末・月額の条件は公式サイトで確認できます。

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選ぶときの4項目

①提供エリア。最優先。ここが×なら他がどれだけ良くても選べません。建物の階数や向きでも変わるため、実際に使う場所の住所で調べてください。

②データ量の扱い。使い放題をうたっていても、短期間に極端に多く使うと速度が制限される場合があります。制限の条件がどう書かれているかを読んでください。

③端末の扱い。買い取りか、レンタルか。レンタルなら返却が必要で、解約時に返し忘れると費用が出ます。

④契約期間と解約金。短期で使うなら、期間の縛りがない形式のほうが総額で安くなることがあります。実質料金の出し方で計算してください。

納得して選ぶための注意点

ホームルーターは光回線の完全な代わりではありません。先に弱点を知って選んだほうが、後悔しません。

・時間帯や天候で速度が変わることがある
・オンライン対戦ゲームなど、遅延が問題になる用途には向きにくい
・原則として登録した住所で使う機器です(持ち歩き用途は別の機器になります)

用途が「動画・ウェブ・オンライン会議」なら、多くの場合は問題になりません。

申し込み前に条件をまとめて確認する

端末・月額・キャンペーンの適用条件は公式サイトで確認できます。

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光回線との併用・切り替え

現実的な使い方として、次の順序があります。

つなぎとして使う

①今すぐ必要 → 工事不要の回線を契約する。届いた日から使えます。
②並行して光回線を申し込む。工事日を待ちます。
③光回線が開通したら、使い方を見て判断する。両方要らなければ片方を解約します。

この方法をとる場合は、工事不要のほうを「期間の縛りが軽い契約」にしておくのが要点です。縛りが重い契約を2つ抱えると、節約になりません。

→ 引越しのスケジュールから逆算する

光回線・ホームルーター選びガイドの記事一覧

一次情報の確認先

このページに書いたことは、以下の公的機関の公表情報で確かめています。制度は変わることがあるので、確かめた日を各所に書き、確認先も置いています。

次に見ておくガイド