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2026年9月更新 種類ごとに判断が違う

その虫は、
自分でやっていいのか

自分の家に出ているものの行を、先に見てください。

3つに分けられる
許可が要る動物もいる
0円で見積もりできる

虫と、頼む先の対応

出ているもの自分でやれるか頼む先
ゴキブリ・アリ・ダニ・ノミ・コバエ・クモ数が少なければやれる。繰り返すなら発生源が別にある害虫の駆除業者(発生源の特定と侵入口の処理まで頼む)
ハチ(アシナガバチ・スズメバチ)やらない。高所・屋根裏・壁の中はとくに危険ハチ専門の業者
シロアリやれない。建物の構造に関わるシロアリ専門の業者(5年保証が付くのが通例)
ネズミ・コウモリ・イタチなど捕獲に許可が要る動物がある害獣の駆除業者。先に自治体へ許可の要否を確認

同じ「110番」でも、ハチ・シロアリ・ネズミ・害虫で受付が分かれています。虫を言わずに電話すると、取り次ぎで時間を失います。

★表のいちばん下の行だけ、順番が逆になります。ネズミ・コウモリ・イタチは許可なく捕獲できない動物がいるので、業者を呼ぶ前に自治体へ許可の要否を確認するのが先です。上の3行は、業者に電話するところからで構いません。

このページの内容
  1. 3つに分ける
  2. 自分でやってよいもの
  3. 業者に頼むべきもの
  4. 法律で扱いが決まっているもの
  5. 見積もりの取り方
  6. どこに頼むかは、虫で変わる

3つに分ける

この3つで判断が変わる

①自分で対処できるもの。数が少なく、危険がなく、発生源が特定できるもの。
②業者に頼んだほうがよいもの。危険がある、高所、建物の構造に関わる、再発しやすいもの。
③法律で扱いが決まっているもの。許可なく捕獲・駆除できない動物があります。

③を知らずに自分で捕獲すると、法律に触れる可能性があります。「害獣だから駆除してよい」わけではありません。

自分でやってよいもの

ゴキブリ。市販の駆除剤・ベイト剤で対応可能です。ただし数が多い場合や、繰り返す場合は発生源(配管の隙間、排水、近隣)が別にあります。

アリ。侵入経路をたどって、巣に持ち帰らせるタイプの薬剤で。ただし木材に穴を開けるタイプのアリは、建物の被害につながることがあります。

ダニ・ノミ。寝具の洗濯・乾燥、掃除機、燻煙剤。ペットがいる場合は動物病院に相談。

コバエ・ユスリカ。発生源(生ゴミ、排水、観葉植物の土、水回り)を絶つのが本筋です。殺虫剤は対症療法。

クモ。多くは無害で、むしろ他の虫を食べます。気になる場合は巣を取り除く程度で十分。

共通して、「見えている個体を殺す」より「発生源を絶つ」ほうが効きます。そこを飛ばすと、何度でも出ます。

業者に頼むべきもの

自分でやると危険・悪化するもの

①ハチの巣。刺されると命に関わることがあります。特にスズメバチ。高所、屋根裏、壁の中は特に危険。
②シロアリ。建物の構造に関わります。見えている部分は被害の一部で、床下の状況は専門の調査が要ります。
③ネズミ。糞尿による衛生被害、配線をかじることによる火災リスク。侵入口を全部塞がないと再発します。
④トコジラミ。市販の殺虫剤が効きにくい個体があり、自己流の駆除で分散させてしまうことがあります。
⑤天井裏の動物。音がする、においがする場合。これは自分で追い出してはいけない側です。下の「法律で扱いが決まっているもの」を先に読んでください。

①は最も判断を誤りやすい項目です。「小さいから自分で」と近づいて刺されるケースがあります。種類と場所が分からないうちは近づかないでください。

ハチの巣の無料見積もりを依頼する

現地調査は無料の場合があります。費用は巣の場所・大きさにより異なります。

掲載する料金は各社公式サイトの公表値です。実際の費用は現地の状況により変わります。見積もりは無料。広告(PR)を含みます。

→ ハチの巣の判断

法律で扱いが決まっているもの

ここが最も知られていない部分です。野生鳥獣は、法律により許可なく捕獲することが原則として禁止されています。

該当し得るもの:

・コウモリ(家に住みつくアブラコウモリなど)
・ハクビシン、アライグマ、タヌキ
・イタチ
・スズメ、ハト、ツバメなどの鳥

これらは「追い出す」ことはできても、「捕まえる・殺す」には許可が必要になる場合があります。自治体への申請や、許可を持つ業者への依頼が必要です。

したがって実務上は:

・追い出して、侵入口を塞ぐのが基本の対処
・捕獲が必要なら、許可を持つ業者に依頼する
・まず自治体の環境課などに相談する(無料で、地域の対応方針が分かります)

また、ツバメの巣のように、ヒナや卵が入っている間は動かせないものもあります。空になってからなら撤去できます。自治体には「この動物を駆除したいのですが、許可は要りますか」と電話一本で聞けます。担当は環境課・生活衛生課あたりです。動いたあとで聞くと、こちらが違反した側になります。

見積もりの取り方

駆除の費用は状況で大きく変わるため、電話口の金額は目安にすぎません。現地を見てもらってから決めてください。

確認する項目:

・現地調査・見積もりは無料か
・見積もりは項目ごとに出るか(「一式」では比較できません)
・追加費用が出る条件(高所、屋根裏、複数の巣など)
・再発した場合の保証はあるか。期間は
・侵入口を塞ぐ作業は含まれるか(ネズミ・コウモリではここが本体です)
・薬剤の安全性(小さい子ども、ペット、アレルギーがある場合)

特に5つ目です。駆除だけして侵入口を塞がなければ、必ず戻ってきます。安い見積もりが「駆除のみ」で、塞ぐ作業が別料金になっていることがあります。

どこに頼むかは、虫で変わります

「害虫駆除」とまとめて探すと、その虫を扱っていない業者に当たります。先に窓口を分けてください。このページの先頭に、出ているものと頼む先の対応表があります。

電話する前に、手元に用意しておくもの

聞かれること答えられないと起きること
出ているものの名前(ゴキブリ・ハチ・シロアリ・ネズミなど)受付が分かれているので、取り次ぎで時間を失う
出ている場所(屋根裏・壁の中・床下・高所かどうか)危険の判断ができず、現地調査が二度手間になる
いつから出ているか/繰り返しているか発生源の特定ではなく、見えている個体の駆除だけで終わる
持ち家か賃貸か賃貸なら先に管理会社へ連絡する話になることがある

駆除だけして侵入口を塞がなければ、必ず戻ってきます。安い見積もりが「駆除のみ」で、塞ぐ作業が別料金になっていることがあります。

ゴキブリ・アリ・ダニが繰り返し出るなら、発生源から見てもらう

見えている個体を殺しても、発生源が残っていれば何度でも出ます。現地で発生源と侵入口を見てもらうところからです。

掲載する料金は各社公式サイトの公表値です。実際の費用は現地の状況により変わります。見積もりは無料。広告(PR)を含みます。

→ ハチの巣の判断/シロアリの相場と5年保証/害獣は捕まえる前に許可を確かめる

→ 費用の相場と内訳/予防と再発防止

家の害虫・害獣対策ガイドの記事一覧

一次情報の確認先

このページに書いたことは、以下の公的機関の公表情報で確かめています。制度は変わることがあるので、確かめた日を各所に書き、確認先も置いています。

次に見ておくガイド